上司が会食に出かけたり、お客様を訪問したりする際に、手土産を持参されることがよくあります。では、その際にどのように品物を選んでいるのでしょうか?
手土産を選ぶことは、秘書として非常に重要な業務の一つです。私自身も、贈り物や手土産のリストを作成して管理していました。贈り物を選ぶとき、最も大切なのは「相手に喜んでもらえること」ですが、ただそれだけでなく、細やかな気配りや工夫を盛り込むことが大切です。
ここでは、贈り物を選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。これらを意識することで、手土産選びがさらにスムーズになり、きっとお客様に好印象を与えることができますのでお勧めです。
また、どのような贈り物が良いかという情報は、他の秘書と常に共有し、アップデートしています。最新の情報を取り入れることで、常に最適な贈り物を選べるようにしています。
手土産を選ぶ際に押さえておきたいポイント4つ
①同じ手土産を繰り返さないようにする
②相手の好みや家族構成を把握する
③相手からの手土産を覚えておく
④どれくらいの頻度で手土産をやり取りしているか把握する
①同じ手土産を繰り返さないようにする
贈り物を選ぶ際、同じものを繰り返し贈ってしまうことを避けるためには、過去に贈った品物を記録しておくことが重要です。例えば、よく選ばれるアイテムとして個包装のお菓子が挙げられますが、これらはつい選びがち。新しい贈り物を購入する際に、前回持参したものと同じになってしまうこともあるので、その都度リスト化して記録しておくと便利です。
②相手の好みや家族構成を把握する
贈り物を選ぶ際には、相手の嗜好や家族構成についても考慮することが大切です。相手がどんなものを好むのか、家族がどのような構成なのかを知っておくことで、贈り物がよりパーソナライズされたものになります。例えば、家族全員で楽しめる食品や、相手の趣味に合わせたアイテムを選ぶと、喜ばれること間違いなしです。
③相手からの手土産を覚えておく
贈り物のやり取りは、お互いに気配りをし合うもの。相手から贈られたものを記録しておくと、次回のお返しのタイミングや内容を考える際に役立ちます。お互いに贈り物を重ねていく中で、相手がどんなものを好んでいるのか、何に感謝しているのかがわかるようになり、より良い贈り物の選択ができます。
④どれくらいの頻度で手土産をやり取りしているか把握する
贈り物をどれくらいの頻度でやり取りしているのか、そしてどんな品物を選んでいるのかを記録しておくと、贈り物選びの参考になります。定期的な贈り物の場合、そのタイミングを逃さないためにもリスト化しておくことが有効です。また、相手が喜びそうな贈り物を把握しておくことで、次回も心に残る贈り物を選ぶことができます。